「おまめさんかなぁプロジェクト」と言うのは、勢和小学校、多気町立勢和図書館、地域の方、多気町勢和地域資源保全・活用協議会が連携し小学校下の遊休農地を活用して子どもたちと一緒にさつまいもやお米、大豆を育てていこうという取り組みです。
収穫した農作物、特に大豆は学年に応じて、枝豆やきなこ。豆腐やみそ、さまざまな形に変化し、子どもたちは五感をフルに使い、毎回楽しい活動になっています。
「おまめさんかなぁプロジェクト」を立ち上げたきっかけは、
勢和小学校は、保護者と一緒に「地域を愛し生きる力をもった子ども」を育てていきたい。
多気町立勢和図書館は『食と農』を通じ五感を育み、本当の“生きる力”につなげたい。
多気町勢和地域資源保全・活用協議会は、子どもたちに農業の大切さや、ふるさとの水と土の大切さを伝えたい。遊休農地をなんとかしたい。など、それぞれが課題や問題を抱えていました。
これをなんとかしようと立ち上がったのが、この「おまめさんかなぁプロジェクト」です。
私たちは遊休農地を活用して作物を作るだけではなく、この活動を通じて子どもたちに生きる力を身につけてもらいたいと考えています。
子育てをしながら、小さい頃に五感を意識し、五感を使った活動をさせてあげたい、ご飯を頂くということは命を頂くんだということ。日々、思っていることや、感じていることが形となり、たくさんの方から共感を得て、「おまめさんかなぁプロジェクト」が平成25年度からスタートしました。
現在も、たくさんの方の協力のもと、元気に“おまめさん“を育てています。